マップマーケティング
（https://www.mapmarketing.co.jp/）
マップマーケティングは、GISを活用した「エリアマーケティング」にこだわり、幅広いサービスを提供している企業。ここでは導入を検討している方に向け、その特徴や事例について詳しくまとめました。
マップマーケティングの
人流データ分析の特徴
エリアマーケティングに関する
サービスを一括提供
マップマーケティングは、GIS（地理情報システム）を活かしたソフト「TerraMapシリーズ」の提供をはじめ、データマーケティング販売やジオターゲティング広告による販促、コンサルティングなど、エリアマーケティングに関するサービスを一括提供。地図システムサービスの専門会社としての顔も持っています。
商品デモが可能で、イベントや
セミナーも積極的に開催
エリアマーケティングGISを初めて導入する企業の方は、事前に機能や効果を確認しておきたいもの。そこでマップマーケティングでは、無料※1でデモンストレーションを実施しています。定期的に行われているオンラインセミナーも無料※2。イベントの開催にも積極的で、適切な比較検討や効果的な知識の習得が可能です。
※1参照元：マップマーケティング公式HP/デモンストレーション予約（インターネット対応）（2022年11月17日調査時点）：（https://www.mapmarketing.co.jp/cgi-bin/mpdemo/form_b.html）
※2参照元：マップマーケティング公式HP/無料セミナー『エリアマーケティング・商圏分析とは？ TerraMapとは？』（2022年11月17日調査時点）：（https://www.mapmarketing.co.jp/seminar/area_marketing.html）
TerraMap シリーズの人流データ分析の操作画面
引用元：マップマーケティング株式会社公式HP
（https://www.mapmarketing.co.jp/kino_pop/dot.html）
マップマーケティングの
人流データ分析導入事例
株式会社極楽湯（観光）
課題
スーパー銭湯事業は近年競争が激化しているいっぽう、投資額が大きいため新規参入のリスクが高い傾向があります。そこで同社では、的確な商圏分析により出店ミスを防ぎたいとの思いからマップマーケティングへ依頼を行いました。
導入効果
社員間でのエリアマーケティングにおける情報データベースとしても活用できるTerraMapを導入。1次判断として家計調査や国税調査のデータで候補物件を選出し、2次判断としてドライブ商圏での分析を実施することで、より実測に近い結果を抽出しました。地図上には競合店情報も表示することで、更に的確なマーケティングを実現しています。
あきんどスシロー（小売・外食）
課題
出店数が多い飲食店では、新規出店の際既存店に与える影響等を考慮しておかなければなりません。そこで同社では、既存店・新規店との商圏の重複具合を確認した上で、モデル店とも比較しつつ状況把握を行うことを課題としました。
導入効果
同社は「TerraMap」の前モデルである「TerraCustomer」を元々活用していたこともあり、後継モデルの導入も積極的に決断。地図が見やすい、操作性が良いなど以前より使い勝手が良くなったことで、より商圏分析を容易く行えるようになったそうです。地図や証券データの表計算ソフトへの貼り付け等、GISを導入するまでは手作業だった部分もより効率的になりました。
このように、マップマーケティングの提供する人流データ分析サービスは、主に商圏分析やエリアマーケティングに優れていることが窺えます。人流データ分析と一言で言っても、さまざまなサービスがありその会社の特徴が異なります。成果を出すためには課題にマッチする分析会社選びが重要です、こちらではおすすめのサービスを紹介しています。
TerraMap シリーズの人流データ分析のサービス紹介動画
公式HPで情報が見あたりませんでした。
マップマーケティングの
人流データ分析サービス
- TerraMap シリーズ
…エリアマーケティングや商圏分析に優れたGIS。全国の地図や人口、世帯数といった統計情報を組み合わせることで、販促エリア分析や立地分析を効率的に行えるのが特徴です。 - データ製品
…年収データや国税調査のデータ、郵便番号のエリアデータなど、多彩な個人や人流データに対応。ファイル形式での納品も可能です。
マップマーケティング会社の
基本情報
| 社名 | マップマーケティング株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都渋谷区笹塚1-64-8 Daiwa笹塚ビル 7F |
| 設立年 | 1998年 |
| 資本金 | 3,500万円 |
| 公式サイト | https://www.mapmarketing.co.jp/ |
人流データ分析の活用術
データ分析のプロセスとは収集・可視化・分析の3段階があります。各段階によってデータの状態が異なり、どの状態のデータが欲しいのか見極める必要があります。以下に各プロセスとデータの状態を解説し、対応できるおすすめのサービスも紹介しています。
主に携帯電話を通じて集められた人々の動向「人流データ」を活用し、結果に満足できるサービスを選びましょう。
このデータは、人の流れや動向・性質などを数量的に把握して、推計や分析は自社で行うことができます。地域間のばらつきがない基地局ベースの測位で、母数の大きなデータを取得できるサービスがおすすめ。
モバイル空間統計
（NTTドコモ）
- 約8500万台の携帯電話契約数で母数の大きなゆがみの少ないデータの提供が可能。
- 基地局ベースの最小500ｍメッシュ単位（一部地域で250ｍメッシュ単位）の分解能。
データをわかりやすく可視化すると、会議など意思決定の場で使うことができます。人流動向の現状把握をするためには属性データもある、細かい範囲で測位できるGPSデータを取得できるサービスがおすすめ。
KDDI Location Analyzer
（KDDI）
- 契約者属性に紐づいた、年代や性別の分析も可能になるデータの提供が可能。
- GPSベースで125ｍ単位の狭域メッシュでの分解能。
分析されたデータは、早期課題解決のためのアクションがすぐに起こせます。一般的な可視化・分析よりも、より課題解決へ導けるデータを求めるなら、分解能が高くデータのゆがみを解消しているサービスがおすすめ。
xPop
（LocationMind）
- 精度高く分析するために、データ処理を行っていて仮説検証も可能。
- GPSベースで125ｍ単位の狭域メッシュの他に、道路・鉄道リンク単位の集計も可能。
※選定条件
2022年9月5日調査時点において、「人流データ分析」でGoogle検索した全27社において公式サイトで明記されている内容から以下の条件でピックアップしました。
■収集…基地局ベースデータによる、地域間差がなく、契約台数が一番多い（2022年9月調査時点）会社であるNTTドコモが提供する「モバイル空間統計」※参照元：NTTドコモ公式HP：（https://www.tca.or.jp/database/）
■可視化…空間分解能の範囲が狭いGPSベースと、通信キャリアならではの契約情報による属性が入手できる一社KDDIが提供する「KDDI Location Analyzer」
■分析…空間分解能の範囲が狭いGPSベースで、データのゆがみをとるマップマッチング処理を行っているため仮説検証分析まで行えることを公式サイトで記載している一社LocationMindが提供する「xPop」