ビジネス・社会の人流トレンドを可視化する 人流データ分析・活用のすべて » 人流データ分析サービスの会社一覧 » NTT東日本

NTT東日本

NTT東日本キャプチャ画像
画像引用元:NTT東日本公式HP
(https://business.ntt-east.co.jp/content/regional_revitalization/case_study/n025/)

NTT東日本はデジタルマーケティングをはじめとする事業を幅広く展開。ここでは、同社の人流データ分析を活用したサービスについて、詳しくまとめています。

なお、サービスの提供元はグループ会社であるNTTタウンページになります。

NTT東日本
の人流データ分析の特徴

職業別電話帳を活用した、情報通信のプロならではのデータベースサービス

NTT東日本のサービスとして代表的なのは、職業別電話帳「タウンページ」のデータを活用したタウンページデータベース。市区町村で絞り込みが可能、かつ必要なデータ項目がピックアップされた仕様で、移転や廃業についても毎日更新を行っています。

人流データを活かしたエリアマーケティングサービスも展開

タウンページデータベースだけでなく、同社では上記の保有データに人流データを融合し、緻密なエリアマーケティングを可能とした「人流DXソリューション」も展開。これは提携スマホアプリからユーザの位置情報を取得し、タウンページデータベース等とも連携させることで効率的な広告配信ができるほか、位置情報を活かした分析プラットフォーム、および分析コンサルティングサービスも提供しています。

NTT東日本の人流データ分析の操作画面


引用元:東日本電信電話株式会社公式HP
(https://business.ntt-east.co.jp/content/regional_revitalization/case_study/n025/#top)

NTT東日本
の人流データ分析導入事例

一般社団法人日本ダイレクトメール協会
(マーケティング・広告)

課題

同社では東京や大阪、福岡にて毎年DM成功事例セミナーを開催。しかし、大阪や福岡については集客に課題があったため、それを効率よく解決できるツールを探していました。

導入効果

ターゲットの傾向を把握するため、業種やエリアをセグメントできるタウンページデータベースを導入。DMと親和性の高い業種のハウスリストを構築できたことで、セミナー案内DMにより前年比178%の集客(※)につながったそうです。DM発送に活用しやすいサービスということもあり、今後も更なる利用者の拡大が期待されています。

※参照元:タウンページデータベース公式HP:(https://tpdb.jp/townpage/case/jdma.html)

藤沢商工会議所
(公共分野)

課題

観光都市として知られる藤沢市は、地域再生に力を入れていることもあって年々人口が増加しています。しかし、その反面事業所数が伸び悩んでいる傾向があり、商工会議所非会員企業へのアプローチが課題となっていました。

導入効果

タウンページデータベースを活用し、エリアを藤沢市に指定して事業所の会員データと照らし合わせつつ、未登録の事業所データを購入。調査書類を送付するなどしてはたらきかけを行いました。必要な分だけコストをかけられるのが同サービスの魅力ということで、今後も積極的に活かしながら新規会員企業の増加に努めるとのことです。

従来の冊子型のタウンページから更に進化し、無駄なく導入しやすい分析サービスが特徴のようです。このように、人流データ分析と一言で言っても、さまざまなサービスがありその会社の特徴が異なります。成果を出すためには課題にマッチする分析会社選びが重要です。こちらではおすすめのサービスを紹介しています。

NTT東日本の人流データ分析のサービス紹介動画

公式HPで情報が見あたりませんでした。

データ分析のプロセスとは収集・可視化・分析の3段階があります。
各段階によってデータの状態が異なり、どの状態のデータが欲しいのか見極める必要があります。
以下に各プロセスとデータの状態を解説し、対応できるおすすめのサービスも紹介しています。
満足のいく結果を得られるように、ぜひとも参考にしてください。

データの種類で選ぶ!おすすめの
人流データ分析サービス
3選
詳細はこちら

NTT東日本
の人流データ分析サービス

【分野別】人流データ活用事例を見る>>

NTT東日本の基本情報

社名 東日本電信電話株式会社
所在地 東京都新宿区西新宿3-19-2
設立年 1999年
資本金 3,350億円
URL https://business.ntt-east.co.jp/content/regional_revitalization/case_study/n025/
3つのプロセスで異なる
人流データ分析の活用術

データ分析のプロセスとは収集・可視化・分析の3段階があります。各段階によってデータの状態が異なり、どの状態のデータが欲しいのか見極める必要があります。以下に各プロセスとデータの状態を解説し、対応できるおすすめのサービスも紹介しています。
主に携帯電話を通じて集められた人々の動向「人流データ」を活用し、結果に満足できるサービスを選びましょう。

STEP
1
         
定量的でシンプルな収集されたデータ
       
収集のイメージイラスト

このデータは、人の流れや動向・性質などを数量的に把握して、推計や分析は自社で行うことができます。地域間のばらつきがない基地局ベースの測位で、母数の大きなデータを取得できるサービスがおすすめ。

対応できるサービスはここ!
モバイル空間統計
(NTTドコモ)
  • 約8500万台の携帯電話契約数で母数の大きなゆがみの少ないデータの提供が可能。
  • 基地局ベースの最小500mメッシュ単位(一部地域で250mメッシュ単位)の分解能。

収集された人流データの
詳細を公式HPで確認

モバイル空間統計の
サービス特徴をみる

STEP
2
       
理解しやすい可視化されたデータ
       
可視化のイメージイラスト

データをわかりやすく可視化すると、会議など意思決定の場で使うことができます。人流動向の現状把握をするためには属性データもある、細かい範囲で測位できるGPSデータを取得できるサービスがおすすめ。

対応できるサービスはここ!
KDDI Location Analyzer
(KDDI)
  • 契約者属性に紐づいた、年代や性別の分析も可能になるデータの提供が可能。
  • GPSベースで125m単位の狭域メッシュでの分解能。

可視化された人流データの
詳細を公式HPで確認

KDDI Location Analyzerの
サービス特徴をみる

STEP
3
アクションをすぐに起こせる分析されたデータ
       
分析のイメージイラスト

分析されたデータは、早期課題解決のためのアクションがすぐに起こせます。一般的な可視化・分析よりも、より課題解決へ導けるデータを求めるなら、分解能が高くデータのゆがみを解消しているサービスがおすすめ。

対応できるサービスはここ!
xPop
(LocationMind)
  • 精度高く分析するために、データ処理を行っていて仮説検証も可能。
  • GPSベースで125m単位の狭域メッシュの他に、道路・鉄道リンク単位の集計も可能。

分析された人流データの
詳細を公式HPで確認

xPopの
サービス特徴をみる

※選定条件
2022年9月5日調査時点において、「人流データ分析」でGoogle検索した全27社において公式サイトで明記されている内容から以下の条件でピックアップしました。
■収集…基地局ベースデータによる、地域間差がなく、契約台数が一番多い(2022年9月調査時点)会社であるNTTドコモが提供する「モバイル空間統計」※参照元:NTTドコモ公式HP:(https://www.tca.or.jp/database/)
■可視化…空間分解能の範囲が狭いGPSベースと、通信キャリアならではの契約情報による属性が入手できる一社KDDIが提供する「KDDI Location Analyzer」
■分析…空間分解能の範囲が狭いGPSベースで、データのゆがみをとるマップマッチング処理を行っているため仮説検証分析まで行えることを公式サイトで記載している一社LocationMindが提供する「xPop」